DB Magazine
連載記事の「グラス片手にDBデザイン 会計システム編」ですが、今月も興味深かったです。前回の販売管理システム編と比較しても、前提知識として簿記の基本を説明しないとDBのデザインまで進めないので、もどかしいと思われる方もいらっしゃると思いますが、会計システムを扱うのなら、このくらいの予備知識は当然です。
また記事の中で指摘されている事項も禿しく同意です。
・勘定科目のマスタ設計が最重要
・管理会計をシステムで実現するポイントは「勘定科目マスタ」、「部門マスタ」です。要は設計時に科目の親子関係と必要な仕訳区分を押さえていれば、勝ちですね。
著者が設計されているGRANDITも、ASP.NetによるWebベースでC/Sの様な操作性を目指されているとのこと、国産のERPも頑張って欲しいので注目です。
後は「DBエンジニアのためのBI講座」も理論を今月まで解説されていたのですが、次回からはOpenOLAPによるサンプルの構築に入るようです。