光が1Gに!!(via ITPro)

http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NCC/NEWS/20041001/150658/
NTT東西がベストエフォートでの1GのFTTHのサービスを投入するようです。で、これって見せかけの1Gの数値はどうでも良いんですよ。
 むしろ

1Gビット/秒を最大32ユーザーで共有するので,1ユーザー最低30Mビット/秒の帯域を保証したり,特定のユーザーに100Mビット/秒の帯域を保証するサービスを提供できる。

 帯域保証で100Mってのがポイントです。現行のFTTHって出ても精々、30M程度で(ウチの事務所で平均33〜4M)、勿論、スループットは一定ではありません。わたしゃ別にNTTのシンパでは無いですが、全国での地域カバー率を考慮すると提案時に他のキャリアは想定しにくいのよ。
 で、脱線
 広域EtherやIP-VPNだと、もともと専用線でWAN組んでた顧客には割安感があるが、今まで自社のWANなんて無かった顧客からすると一拠点辺りのランニングが高いと感じるんですよ。
 度々、ここにも書いてますがクリティカルな業務(24時間365日止まることが許されないようなの)で無ければインターネットVPNで十二分、そこそこ安定化させる工夫(ルータの監視とプロバイダを統一)すればいいんです。
 この間のOCN網がズッコけたような事故だと広域EtherやIP-VPNでも同じくアウトですよ。バックアップ網はアクセス回線とプロバイダを別に取るべき、アプリ側でバッチ処理に切り替えれるのだったらINSで安牌ふっとくんです。
 馬鹿の一つ覚えな提案で顧客の体力にどう考えても不相応なパッケージングするから、Sierは十把一絡げで’ボッタクリ’って陰口叩かれるんです。
 自省を込めつつ、「手前が売りたいモノを売るんじゃない」ってことなんでしょう。