DB Magazine
特集は食傷気味のJ2EE特集、うーん、困った時のJ2EE入門という気がしないでもない。ともあれJ2EEの場合、周辺技術のアップデートが早いから、一定の周期で需要があるんでしょう。
バッチ処理について、もう少し分量を割いてくれると良かったんですけどねえ。
で、今回は付録の小冊子がDB2 UDB V8.2新機能ガイドです。たまにHiRDBやSymfoWareといった私には馴染みの全く無い商用DBのガイドが付録に付いてて、どんな製品か判らない私は興味本位ですが、楽しみだったりします。
で、DB2ですが、以前*1、どっかの雑誌かWebサイトで見たようにYukonよりも先にCLR上でのストアド実行をサポートしてるんですねえ。
お、Alter Tableで列の削除とか属性の変更って、今まで出来なかったのかあー。ロックの制御が細かく?なったってのもあります。
思ったよりは変更が無い、つか、商用DBのRDBMSとしての機能って劇的な進化は無さそうだもんなあ。
いや、だからって今更、DTSの無いMS-SQL7.0以前は使いたくないけど(w。
オートノミックのアドバイザー機能やヘルスセンターについては、似た機能が既にMS-SQLやOracle10gにもあるっぽいけど、自己構成・自己回復・自己最適化・自己防御って・・・、自己再生も入れときゃデビルガンダムみたい(w。
で、こんなのもあったんだあ*2。CloudscapeとDB2用のEclipse Pluginだそうです。なんか微妙に特化され過ぎなプラグインでつね。
えっと、肝心の本誌記事ですが、連載の「グラス片手にDBデザイン 会計システム編」も、いよいよキャッシュフローまでやってきました。
キャッシュフロー計算書(直接法と間接法)と資金繰予定表についての判り易い解説となっています。
結構、直説法でまともに出力出来ない会計システムってあるんじゃないかなあ。
「利益は主観、キャッシュは客観」って有名な格言らしいですが、今日初めて知りました。ウチも正確には無形固定資産が多い傾向なんだろうなあ。見えない不良資産、つか不良在庫ですね。