フィッシュ!鮮度100% ぴちぴちオフィスのつくり方(ISBN:4152083263)

去年、ウチの社長が皆に配ってて(たまに気に入った本を皆に配るので)、読んだ本です。ボリュームが少なくて、頁辺りの文字数も少ないので30分くらいで読めるかなあ。
 巷にありがちな成功法則系の本ですが、ちょっとした恋愛小説仕立てになっていて、プロットもまあまあ面白いのでお勧め。

仕事そのものは選べなくても、どんなふうに仕事をするかは自分で選べる。

 例えば、ヤなことしてくる他人様の態度は変えられないし、また出来ると思うのも傲慢だわな。只、少なくとも、自分の態度はコントロール可能だってことです(時に難しいけど(^^;)
 この手の本でも宗教書でも哲学書でも何だっていいけど、思うに書いてることは皆、同じで、表現が違ったり、自分にとっての出会うタイミングが違うだけかな。
 どんなに正しいご立派な道徳であっても、一部の隙も無い理に叶った言葉も実感しなきゃ屁の突っ張りにもならない。
 小さい頃の10年間とこの10年間では肉体的にも精神的にも変化の度合いが全く、違ってて、小さい頃は日に日に体が大きくなって、知識もスポンジの様に吸収する?けど、この10年の違いと言えば、物理的にお腹が出てきたことくらいで(w、唯一、学んだことは「人は理屈だけでは決して納得しない」ことくらいだ。
 だから、早いうちに世間に毒づいて、時に反発してボコボコにあったりってな経験は凄く大事だと思う。自意識過剰で居られるのは若さの特権。10代や20代の始めに悪戯に膨れ上がった自我に対して病的に悩むのは麻疹みたいなもんだし。
 でも、大学の三回生から四回生にかけて、安手の昼メロみたくジェットコースターの様に起伏に富んだ出来事があって、少しづつ頭でっかちでは居られなくなった。
 もう金を払ってでも、何でもしますから許して下さいってな状態だったんだけど、この体験のおかげで自分自身でコントロール出来ることって、世の中にほとんど無いというだけは判った。泣いて喚いて謝って済むのは精々、自分の感情の問題くらい。
 だから自分の態度だけはコントロール可能にしようと(出来無いことが多いけど)、心掛けるようになったのかな。

過去は歴史
未来は謎
現在は贈り物
だからプレゼント(現在)と呼ばれる