蜂の巣〜Beaclipse〜

http://javanews.jp/
http://jakarta.apache.org/site/news/elsewhere-2004-1stHalf.html#20050405.1

先週から、チラホラ各ニュースサイトで予告されてましたが、JavaNews経由で見て、「ほーう」ってな感じです。theserverside.comの議論も楽しみです。

 いや、オープンソース化といっても、MSみたいに様子見で始めるのかな?と思ってましたが、結構、マジみたいです。
 Project Beehiveという名称だそうです。’蜂’だけにHornetとかでも良いんじゃないかと思ったんですけど、それじゃ往年の田宮のRCカーですね。
Jakartaへ寄贈?される
・Beaの開発者も投入される
WebLogic WorkShopの基盤となり、SOA指向のツールとなる
XML Beans、Tomcat、Axisと相互に連携する?
D&D等により、Web Serviceやコンポーネント開発を簡素化する
 位置付けとしてはEclipseに対抗するような感じですが、Beaのシェア奪回策として遅きに失するのか、はたまた、返り咲くのかはリリース後じゃないと判りませんね。
 ウチは弱小なんで、開発者ライセンスが無償になった8.1Jで、ようやっと遊んでみたんですが、ページフローのデザイナをイジるとズバババッとソースが生成されて、なんか凄いんですよ。もう威圧されてしまいそうですけどね。
 こうしたウイザードっぽいところも、ある程度はBeehiveに備わるのか、どうか判りませんが、そうなると狙いはSun Studio CreatorのWeb Service版みたいなとこなんでしょうかね。ちなみに、SunのIDEは、EA版とはいえ、私には今のところ、なんとなく合わないようです。
 (追記)プロダクト自体の出来が、いくら良くても、「開発ツール一つで、戦局が変わると思うなっ!」ですな。無償開発ライセンスやらオープンソース化で裾野を拡げたり、地固めをしたとしても、導入側の決済する人には関係ないんだな。結果的に日経が煽るとかしてもね。
 Eclipseの隆盛が、WASDに絡んでWASのシェアに間接的な影響があったにしろ、直接的にはやっぱりIBMがハードから何から何までの、オールレンジ攻勢で本腰入れた結果なんでしょう。ユーザーのリプレイス時期が重なったせいかもしれませんけどね。
 WebLogicにしたってTPモニタの流れから一気に、ブッちぎって一時は首位に立ったしなあ。
 製品自体の評価ならBorlandのAPサーバーだって良さ気なんですが、基幹のインフラ支えるには開発者ウケは関係無しってなことなんでしょうか。