http://abc.go.com/primetime/jimmykimmel/concert/streaming.html(via 2chの洋楽板のCakeスレ)

珍しい!?ことに Cake のスタジオ・ライブ映像があったので、ついつい見てしまった(^^)。来月の来日が非常に楽しみだったりする。
 音は基本スッカスカなギターロックなんだけど、ビブラスラップやらキーボードやらトランペットも入るおもちゃ箱の様なアレンジ、いなたいメロディと声が特徴のバンドで、かなり好きだったりする。地味でユーモラスで哀愁があって、その実、バリバリの編曲巧者なところが素敵だ。
 好きなバンドを挙げると、真っ先には名前が出ない。が、恐らく、年間平均するとiPodでプレイしている率はかなり高いと思われる。その頻度たるやEelsと同じくらいじゃなかろうか。もう二番ショートか八番セカンドってくらいに重要かも。なので、ひょっとすると、これが自分の嗜好のセンターラインなのかもしれない。
 (追記)Queens of the Stone Age のスタジオ・ライブも!!。以前、観に行ったライブ時と打って変わって・・・(^^;。いやあ、なんか、ルックスがマリワナ臭くないぞ(w。音は相変わらず、ヤニ臭い埃塗れなリフで格好良い、痺れる♪
 (更に追記)そうそう、普段は意識しちゃいないが、実はかなり聴いてる俺様ランキングといえば、Sparklehorseを忘れちゃいけない。田舎町ツイン・ピークスの様な寂欝感の純度120%なアメリカン・ゴシック風味とでも喩えるのだろうか。マーク・リンカスには映画のサントラ、しかも極上のロード・ムービーの製作をやってもらいたいなー。うん、このUSの三バンド(Cake、EelsSparklehorse)は、きっと嗜好の裏ローテなんだろう。
 UKのミュージシャンも嫌いでは無いが、あっという間に日英で救世主の如く持ち上げられ、メディア・ハイプの俎板に自ら乗り、または乗せられて、瞬く間にフェードアウトしてるような気がしてならない。お膳立てが整い、満を持した初来日で、演奏能力のお粗末さにガカーリして、ライブハウスで一杯引っ掛けて帰ることが多いのも、気のせいじゃなかろう。
 なんというのか、端的に言うと、実物を観て一杯喰わされた感のある経験が多いのだわな。マーケが巧いとも言うけど。
 まあ、USだって状況は似たようなもんなんだろうけど、いかんせん国土が莫迦広く、バンドワゴンさながら、長いロードで、本国を鮪のように回遊したせいなのか、凄くライブ慣れして地力のあるバンドが多いように思う。それもメジャー・インディーを問わずに。
 なので、客のあしらい方や、場慣れた佇まいというのか、その落ち着きっぷりがとても滋味溢れるし、一方で、量をこなしてるせいなのか演奏そのものはエネルギッシュでパワフルだったりする。
 音楽そのものの嗜好は、UKロックが大好きなのに、結果的に耳が無意識にセレクトしてるのはUSロックが多いのはそういうことなんだろうか。