ダダはパンク

大阪の国立国際美術館が移転して開館記念の一発目として「マルセル・デュシャンと20世紀美術」展をやるらしい。
http://www.nmao.go.jp/duchamp/Duchamp.html
 6月に近所の滋賀県立近代美術館でも特別展の「コピーの時代」でデュシャンとかアンディ・ウォーホルの作品を展示してたので見に行ったけど、デュシャン大好きなんすよー。
 確かにモダンアートって能書きが無いと楽しめないとか、訳判んないってごもっともな口上です。鼻持ちならんサブカル人間はおいらも嫌いだ。
 けどね、やったモン勝ちというかコンセプトの勝利みたいなとこは凄い好き。粗大ゴミだろが便器だろうが、然るべき権威のある場所に展示すりゃ、それは’お芸術作品’として成立するんでしょってなとこなんかはパンクでしょ。
 で、今に至っても美術館に陳列されて’お芸術’として消費されてるとこなんかは創作当初から折込済みということ。認知され、批評され、歴史と尾ひれが付けば、皆が有難がる立派なアート作品の一丁アガリってなわけ。