ベストエフォートですから

http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20040720/147442/
ふむ、VoIPやインターネットVPN絡みの案件だと必ず、直面する問題ですね。同時にデジタル・ディヴァイドって只、言いたいだけちゃうんか?ってな疑問も感じました。
 もともとNTT東西がADSLをすっ飛ばしたかった事情もあるのでしょうが、ようやくフレッツISDN開通な地域も結構ありますよ。
 もっというなら、フレッツシリーズの様な常時接続型のサービスは基本的に「努力はしますが保証はしません」ってな商品です。約款にも書いてます。
 帯域保証どころか接続も保証はされてません。
 昨年に関わった何本かの案件では西日本の各県庁所在地を中心にフレッツADSLのサービスの提供地域や線路長、抵抗値なんかを調べたりして「結構イケる!!」って思いましたが、やはり工事を行って、通信してみな判らんってなことは往々にしてあります。
 ・安価なサービスではあるが事前調査と万が一の善後策の考慮
 ・顧客へのリスクテイクの説明と承認を得る
 当たり前ですが、ランニングにだけ目をやって皆が不幸になるケースもあるんじゃなかろうか。とはいえ、用途や頻度も考慮せずに専用線やATMしか提案しないってのもどうかと思いますが。
 で、逆の発想としては専用線を使っている顧客なんかだと、フレッツのアクセス回線の費用なんかは誤差の範囲だったりします。そこでメインをBフレッツにして頂いて、バックアップ系を既存の専用線にする事例なんかもあるようです。
 上下20〜30Mが期待出来るので、夜間バッチで生成したデータの転送なんかは爆速になりますしね。