SRCは仕事が速い

英会話の授業の帰りに事務所によると、「幸せなITパーソンになるためのいきいきする仕事とやる気の作り方」(ISBN:4883731995)がもう到着してました、早いなあ。
 活字ジャンキーなのに、仕事関連の、こうビジネスマインド系というか、そういった書籍は、ほとんど読んだことが無かったんですが、読み易いのと面白いので、一気に読んでしまいました。
 結局、仕事に関わらず、日常の漠然とした不安って解消しようとすると、めちゃパワーが要るじゃないですか。あえて、自分の直感レベルの問題にWhyを掘り下げていくと頭がフラフラになりますし、まして他人となると、そら疲弊なんてもんじゃないです。
 グチたれるのも現状肯定するのも同義になるよ、不安なのは漠然としてるからで、人間判らないものは怖いんです。表層的に挙がっている曖昧なるものを、ドリルダウンしないと問題も回答も解決策も見つかりませんよってことでしょうか。
 陳腐な物言いですが、横文字の方法論は衆生一切合切を不安から救ってくれません、やり始めは金も時間も食いますし、慣れたところで、羅針盤となって、少々の時間短縮をしてくれるだけですね。
 にも関わらず、またまたやらかしてしまうのは、きっと私がどっかしら、仕事を舐めてたんでしょう。考えておくべきことをきちんと考えない、やるべきことをきちんとやらないんで、またまたやらかす、と、なんか浪人中に代ゼミの講師から聞いたまんまじゃん。
 なんか仕事=受験=学業=生活と何にでも当てはまるなあ。
 面倒だから、ほっぽって、デスマになると火消しに入って皆、不幸、で、忘れたいから繰り返しなのを選ぶか、有り様を変えようと腹決めてあがくいて変化と付き合うか、覚悟を決めたら方法論はいくらでもありますよと思います、だけじゃなくてやらんといかんね。
 本田宗一郎氏の「やってみもせんで・・・」の言葉ですが、最近、ほんの少しばかり実感してきました。いや、根性論とか精神主義とかってレッテル貼られて、シンプルな原則論が小莫迦にされますが、これだけ、相対主義とシニカルとコンビニエントが蔓延すると、多少、揺り戻しが来てもいいんじゃないかと思います。