御大フジロック参戦!!

パティ・スミスが参加して、イギーが参加して、となると、招聘されても不思議では無かったルー・リード御大が、いよいよ今年のフジロックに参戦です♪
 ボウイ先生同様に、ウドーが単独を仕切ってますが、ボウイ先生はギャラがやたら高そうなのと、単独でアリーナ演れるクラスになるとスマッシュVSウドーの縄張り争いになるんで難しいでしょう。
 暑いの嫌いなので野外のフェスには、ほぼ行ったことが無いんですが、ひょっとしてバンドで来るんですか?前回がベスト盤のツアーと言いつつ、ビギナーさん方の期待をしっかりとくじいたドラム抜き、パーカッション有り、チェロ有りの珍編成+あの’武道着のお方’の模範演舞付きのステージだったことを考えると、ストロングスタイルのロックバンド編成であれば、コステロの時の様に、真夏の野外で若い衆に腰の据わったロックンロールを聴かせてくれるでしょう。
 で、曰く付きの前回のツアーですが、妙な先入観を植え付けかねないフジロック予習盤候補として「Animal Serenade」(ISBN:B0001IU934)が、リリースされとります。既にファンの間では「Take No Prisoners」(ISBN:B00000739W)と並ぶ、珍ライブ盤音源として認知されてますが、流石に音フェチ魂が炸裂した真空管アンプによる素晴らしいギターサウンド(下手なのは許せ・・・流石に’味’とは言わんが)とアナログでいてハイファイなミキシングな好盤です。加えて、全国推定1万人?くらいのファンの顔面を華厳の滝の様にする、まさかのセットリスト!、そう誰が2004年に All Tommorow's PartiesやThe Bedを聴けると思ってたんだろうか?
 まあ、メルトダウンでのI'll Be Your Mirrorsや、Ecstacyツアー最終日(大阪公演♪)のヴェルヴェットメドレーや、Set The Twilight ReelingツアーでのPale Blue Eyesでもそうですが、偏屈な癖にオッさん、結構サービス精神に富んどりますけどね。
 話を戻すと、前回のツアー来日時も、仕事が二次納品真っ盛りの中、東京厚生年金2日と大阪厚生年金1日に行ったんですが、嫌な予想通り3日ともセットリストは全く同じでした。あの’武道着のお方’の服が1日のみ赤だったこと以外は変化無し・・・演奏は、ややミストーンの目立った東京公演はともかく、いや、いいんです。黒のTシャツ+黒のジーパンのオッさんが目の前に居て、Wish You Were Here、それで満足なんです。
 東京厚生年金で思い出したんですが、新宿四丁目の出口を上がって、いきなり、「中華風ソープ」の看板には???でした。大阪では花博開催前の景観狩りで、表通りから消え去った風景ですが、名古屋と東京は今でも、清濁併せ呑んだ街並みで○です。って中華風って何よ?