セミナー

無償セミナーというと大抵、新製品紹介セミナーだったり、ある程度の投資対効果を測定するぞ!な撒き餌的な内容なのは重々、承知してるのだけど今回は掛け値無く、十二分に面白かった。今年で齢30を迎え惰眠を貪って無駄に年食ってしまったのに、どっかで見聞きしたかもしれないあんな事こんな事が相変わらず血肉になってないどころか、ちっとも判ってなかったのを再認識しました。なかなか生来の頭でっかちは矯正できないだろうけど足がすくみっぱなしの放ったらかしが本当に不満なら一旦は動かしてみないかん

備忘録として再度、足りないオツムで反芻して攪拌して感想と誤解を混ぜると

(1)問題とはなくならない
問題を何に置き換えても成立するもんなあ・・・裏を返せば欲求と一緒、脳内にもっともっと!が沸々と分泌するのも、もっともっと!を達成するプロセスが面倒でズルしたり不貞寝したり深層心理で見ないようにするのも人間、それがお前さ♪(By Blankey Jet City 「Hell Inn」)そうした’揺らぎ’をイヤでも抱きしめたり唾棄したり嘔吐したりせんといかんもんなあ

(2)我々は道具である
役人は社会の公僕である、’ぱぶりっくさーばんと’なのである・・・だとさ、役人じゃない市井の私や貴方はそう思ってる、で、いざ、我々がそういった立場になった時は既得権益は守りたいし享受したいし賄賂もガンガン貰いたいし、はあ?他人に仕える?なんか糞ッ食らえ♪なんだけど、もう一度、足元を見てみると政治的な理由であれ運であれ赤の他人が私の給与の原資を担ってくれてることを考えましょう
 結局、業務システムやそれを支えるサービスを提供しても顧客から見りゃ投資に相当するかどうかは測定も判断も難しいんだわね、顧客が満足した結果に至るまでのプロセスは我々は可能な限り(要求された職務においては)有用で安い道具足り得ないといけないし、結果については顧客が満足した場合に運が良けりゃ次の経済活動のステップになるかも、といったところか
 幾許かの俸禄と担当者の方のお礼の態度や言葉で動機と緊張感を維持して次へと進むんだろう、ひゅーっストイック♪

(3)問題とは何か?
ホントは潜在的にあって考えてみて原因が判って行動に移すとなるとめちゃ体力が居るようなこと(例えば離婚みたいに・・・所帯持ったことすらないけど・・・)なんだろうけど、直感的に違和感を感じる時にきっと人間は安全弁からプシューッと煙が出るみたいに不平不満スケープゴートの創作合戦になって酒喰っ食らって誰かとインスタント義兄弟の振りして日々をやり過ごすんでしょう
 言い方を変えると真剣に掘り下げて考えるほど真に必要に迫られてないような問題を面倒だから表層的な事象だけ見て問題と摩り替えるんだろうけど、そうした処世術に塗れて時間が経つといざという時にピントがボケてしまって直感的に’マジにイヤだ!’と思ったことを対象化出来なくなってしまって何が問題か判らずに悶々としてしまうんだろうなあ、面倒がらずにそうした曖昧な靄を晴らすのが問題発見の第一歩なんだろう

(4)かくあるべき
まず冷徹な現状認識が必要、でないと只の楽な妄想というか安易な願望であって実現しようにも現状との接点が見つかるわけないわな、(低レベルだけど、もしニュータイプだったら?とか、もしアーガマに乗っていたら各話毎の最後の禿げしく鬱な 皆、ブリッジでミーティング! に参加出来て生意気言って大尉に意見されてみたり?とかみたいな楽しい妄想はしょっちゅうする・・・)
 でも私生活であれ仕事であれ何かしらフリクションを感じたら’あるがまま’と’かくあるべき’の断絶の距離を測定して越える為のロードマップを描いてみて必要に応じて時の経過と共に修正してってのが無いと到達出来ないわなあ

(5)論理
浪人中に代ゼミで初めてまともに習った言葉、何でも明治時代になってlogicを和訳した時に漢字になったそうな・・・言葉を分けるの意だそうで
 薄ぼんやりした塊を脳内で裁くときに必要に応じてより小さな意味のまとまりに解体して具体と抽象や理由と説明やら対立項に分別してインプットしたりアウトプットしたりすることだと勝手に解釈してます
 仕事でドツボに嵌った時に2+2=?の解答ばっか探して対処療法で凌ごうとするけど、やっぱ?=?を地道に論理的に解いていく手間を惜しむといかんわ
 ロジカルシンキング♪やらカタカナ満載の見るだけで特効薬?のビジネス本は職場が新大阪のせいもあって平積みで書店に溢れてるのを見てていつもインチキくせーというのは常に思ってたんだけど何のことはないかくいう自分も面倒なのがイヤで福音にすがろうとしてただけ・・・「王道に近道無し」は流石、先人の格言?ですな

では半径5mの出来ることからまず実践をしてみましょう♪